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グローバルデザインスタジオ《ustwo》が実践する、コラボ文化の作り方|UI Crunch #4

2015-04-23

グローバルデザインスタジオ《ustwo》が実践する、コラボ文化の作り方|UI Crunch #4

グローバルデジタルデザインスタジオ《ustwo》をスペシャルゲストに招いて開催されたUI Cruch #4「コラボレーション文化の作り方」イベントレポート。世界に認められるustwoが注目するデザイントレンドや、彼らが実践しているコラボ文化の醸成についてお伝えします。


【 ustwoメンバー 】
Lars Rosengren(ustwo UX/Product lead & Studio lead)
Davide Petrillo(ustwo Web/Javascript Developer & Studio lead )
中村 麻由(ustwo UX/Interaction designer )

デザイナーの情熱がクライアントとのコラボレーションを生む


ustwoといえば、SONY XperiaのMEDIAアプリやApple Design Awards 2014、iPad Game of The Year 2014を受賞した「MonumentVally」を手がけていることでも知られているグローバルデザインスタジオ。

今年3月、自動車のインストルメント・パネルをフラットにデザインし、Githubで公開したことでも話題になった。実はこのプロジェクト、中村によるとustwoのクルマ好きの有志メンバーが集まりはじまったものだそう。その後プロジェクトを公開すると、直接問い合わせがあり、新しいコラボレーションやクライアントワークにつながっているという。



このように自動車のダッシュボードをデジタルデザインとしてアウトプットしたustwo。今後はどのようなデバイスに注目しているのだろうか。


「コレ!といったデバイスがあるわけではありません。ただ過去1年を振り返ってみてもスマートフォンのアプリだけでなく、ウェアラブルデバイスなどに数多く携わってきました。トレンドというか、マーケットそのものが大きくなるものに注目していますね。」(Lars Rosengren氏)


「それ以外だと、飛行機内のナビゲーションシステムやエンターテイメント領域なんかでしょうか。ただ、ustwoはメンバー個人個人の情熱というものを非常に大事にしているんですね。自動車のダッシュボードだってそうです。メンバーの誰かが何か特定のものに対して大きな情熱を持っていれば、全く異なる新しい領域にチャレンジすることだってあると思います。」(Davide Petrillo氏)


コラボレーションはクライアントと同じ場所で働くことから

ustwoは自社開発だけでなく、クライアントとともにプロダクトをデザインしているスタジオだ。世界中の名だたるカンパニークライアントをいかにプロジェクトに巻き込み、コラボレーションを育んでいるのだろうか。

彼らがまず実践するのは、オフィスツアーとキックオフワークショップなのだそう。ポイントは同じ場所で働くことの重要性。そしてチームとして一体感を育むことだ。


「USTWOの場合は、スタジオに来ていただくことかなと思います。いつも騒がしく、いろんな人がいるスタジオに来ていただくと、ちょっとしたインスピレーションやパワーを与えられるんじゃないかと思っていて。また、プロジェクトがスタートする際には必ず、キックオフワークショップをやるんです。プロジェクトに関わるメンバーみんなが参加して。」(中村 麻由氏)


「僕らがオフィスに招待してまず伝えるのは、コーヒーの淹れ方なんです。そうすると、自分たちでコーヒーをいつだって飲めるようになりますよね。つまり、もうチームの一員だよってことです。そうするとグッと距離が縮まってみんなハッピーになれるんです。」(Davide Petrillo氏)



※ustwo、DeNA坪田氏、Goodpatch藤井氏のプレゼンテーションやトークセッションなど、UI Crunch#4の模様はschooでアーカイブされています。こちらもぜひご覧ください。
https://schoo.jp/class/2257

[取材・文] 松尾彰大



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