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チャレンジの連続で「得意」を見つける!大阪在住マルチクリエイター、山崎響の仕事術

2015-09-01

チャレンジの連続で「得意」を見つける!大阪在住マルチクリエイター、山崎響の仕事術

マンツーマンプログラミングスクール「CodeCamp」人気講師の山崎響さんは、ユニークなスキルセットの持ち主だ。Web制作、ライティング、コンサル、講師…フリーで仕事の幅を広げてきた。今年は起業にも挑戦。山崎さんへのインタビューを通じ、職域や場所という「枠」を飛び越え、楽しみながらキャリアアップするヒントを探った。


【プロフィール】
山崎響
株式会社エルビーエム 代表取締役

大阪在住。10代の頃に趣味でWebサイトの構築・運営を始める。同志社女子大学情報メディア学科卒業後、大阪のシステム会社に入社してプログラミングを学び、C#、PHP、PostgreSQLでのバックエンド開発やHTML/CSS、JavaScriptでのフロントエンド開発、大手住宅メーカー住宅設計CADシステムのライブラリ管理を経験した。半年間京都の実家に戻るものの諸々の事情で2013年に独立。「武田塾」主催の武田紘志氏にマーケティングを学び、Web制作、ライティング、マーケティング、プログラミング講師と活躍の幅を広げる。2015年3月に会社を設立。

お客さんの「困ってんねん」に応えるうちに仕事の幅が広がった

― 山崎さんが手がけているお仕事の内容を教えてください。


Web制作では、企業のホームページやランディングページの制作が多いです。そのほかに、記事広告やランディングページのコピーを書くライター業、Webマーケティングのコンサルティング、プログラミングを教えるオンライン講師をさせていただいています。


― 以前はシステム会社でプログラマーをしていたそうですね。独立後、どうやって仕事の幅を広げてきたのですか?


ほぼ無計画に独立したもので、実家を出た最初の頃はとにかく生活していかなければいけないということで、クラウドソーシングで仕事を見つけていました。そのうち、そこでつながったお客さんから他の方も紹介していただくようになって……。

関西の仕事って、多くの場合が人間関係から始まるんですね。「知り合いを紹介する」と言われてお茶をしているときなんかに、「最近こんな商品作ってんけど、売れへんくて困ってんねん」というような話がぽっと出てきたりします。「それでしたら、Webでのプロモーションをお手伝いさせていただきましょうか」なんて言っているうちに、いろいろやるようになりました。要領の良い性格ではないので、なんでもまずはやってみます。そうやって冒険しながら、うまくできたことをその後も続けるという感じで、できることが増えてきました。


― 最近は東京のお客さんの仕事もされているそうですが、関西との違いを感じますか?


全然違います! 関西ではまずは直接お会いしてからじゃないと始まらないですが、東京のお客さんはネット経由で連絡をいただいて仕事が始まることも多いです。東京の方はビジネスライクに感じることもありますが、それは最初のうちだけで、何度もやり取りをしているうちにめっちゃ仲良くなれる方が多いですね。私が東京に来たときは遊びに誘ってくださったりして、嬉しいです!


それから、東京のお客さんは追加の要望が出てきたら「その分は、別途お支払いするつもりです」と言ってくださるなど、お金に関してもきっちりされていると感じます。関西では「これも一緒にやっといて〜」と頼まれても、こちらから交渉しないと追加費用が出ないことが多いですね。最初の頃は金額交渉ができなくて、苦労しました(笑)。そういった意味で、東京の方が仕事しやすいと思うことも多いですが、大阪で社会人生活のスタートをきったことでかなり鍛えられたので、それはそれで良かったと思っています。

オンライン講師という新しい職業

山崎響さん


プログラミングスクールの「CodeCamp」でオンライン講師をしている山崎さん


― 山崎さんは、マンツーマンプログラミングスクールの「CodeCamp」でオンライン講師もされているんですよね。


はい。プログラマーってプログラムを書くだけが仕事だと思っていたので、CodeCampの方から声をかけていただいたときは「こんな仕事あるんや!」とびっくりしました。例によって「まずは挑戦してみよう」と始めたんですけど、すごくやりがいがあって、今では1日に10レッスン実施することもあります。


― レッスンは1回40分ですよね。それを10回とは、すごいですね!


最初は毎回レッスンの前にすごくドキドキしていたんですけど、だいぶ慣れました。10レッスンといっても1回1回が違う内容なので、そんなに負担に感じないんですよ。自宅からGoogleハングアウトを使ってのレッスンなので、上はメイクしてYシャツを着てるけど下は短パンとか、結構ラクな格好だったりしますし(笑)

生徒さんはパソコン操作に慣れていないくらいの初心者の方からかなりの上級者の方まで、様々です。特に初心者の方には、プログラムの動きを身近なものにたとえたり、なるべくかみ砕いて分かりやすく説明するようにしています。これは、ライティングの経験や、自分自身がそれほどできのよいプログラマーではなかったことが活きているかもしれませんね。


― 教えたことがうまく伝わっているという実感があると、楽しいでしょうね。


はい。オンラインでも生徒さんの声の感じなんかで反応がわかるので、理解してくださっている様子だと嬉しいです!

私に限らず、プログラマーって教えることが好きな人が多いんじゃないかと思います。前の会社でもあれこれ親切に教えてくれる先輩がたくさんいましたし、ブログで技術的なノウハウを書いている方も結構いますよね。そういう人には、オンライン講師をやってみることをおすすめしたいです。直接生徒さんに教えるとリアルタイムで反応が得られて、ブログをたくさんの人に読んでもらうというのとはまた違う面白さがあるので。

「組織を作る」というチャレンジと将来の野望

山崎響さん


― 今年になって会社を設立したのはどうしてですか?


おかげさまでフリーランスのままでも生活はできましたが、会社にしたのは人が楽しく仕事ができて成長できるような「組織づくり」をしたいと思ったからです。そう考えるようになったのは、年上の彼氏の影響があるかもしれません。彼氏もエンジニアなんですけど、やっぱり教えることが好きで、技術的なことはもちろん組織や経営のことなんかもいろいろ話してくれるんです。


― そうなんですね! ふたりでいるときは、どんなふうにすごしているんですか?


彼氏も私も仕事が趣味なので、それぞれ自分のMacに向かってモニターを見つつ会話をしていることが多いです。「そんなデート嫌だ」っていう女子の声が聞こえてきそうですが、私にとってはそれが心地いいです(笑)あとはよく仕事の話をします。彼は知識も経験も豊富で技術的な話以外にも人生観や成長論について独特の切り口で語ってくれるので、つい時間を忘れて話し込んでしまいます。


― お幸せそうです。彼もいることですし、今後も関西を拠点に仕事をしていくのでしょうか?


いえ、東京の仕事が増えてきたので、大阪にはあまりこだわりがなくなりました。もし結婚となれば要相談にはなりそうですが、あまり枠にとらわれずに考えていければ嬉しいですね。


― 仕事で、新たに挑戦してみたいことはありますか?


人が成長できる組織をつくるために、まずは自分が人として成長しなければと考えています。そのためには、体調管理に気を使うとか、旅に出てインスピレーションを得るとか、仕事以外の時間もとるようにしたいです。

それと、まだ全くの夢の段階なんですが……、いつかゲームを作りたいんです。マンガの『キングダム』とかゲームの『戦国無双』とか、中国や日本の戦国時代を舞台にしたものが大好きで、そういう世界観の3Dバーチャルゲームを開発できたらな、と。
人が最も成長するのって、「生きるか死ぬか」という状況に直面したときだと思うんですよね。だから、ゲームの中で実際の組織のメンバーが部隊を作って真剣にプレイしたら、グッと成長できるんじゃないかと思うんですよ。

もちろん私ひとりではできないので、資金を集めて開発チームを作る必要がありますね。できたゲームはオープンなプラットフォームにすることで、その中で武器の売買だとかの経済活動が行われるようになって、それで人生観が変わる人や新しいビジネスの場が出てくればすごいな~、なんて妄想しています(笑)


― 壮大な夢ですね! 楽しそうに話をしてくださる山崎さんの様子から、仕事もプライベートも充実していることがよく伝わってきました。チャレンジ精神旺盛で、人の役に立つために真摯に仕事に取り組む姿勢が、活躍の場を広げるカギになっているのでしょうね。今後ますますの発展を期待しています!




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