いまWEB業界で最もホットなトレンドの一つである“統計学”。その基本を学ぶために読んでおくべき書籍を、注目のニュースキュレーションサービス《Gunosy》の開発チーム(福島さん・吉田さん・関さん)に伺った。
いま、WEB業界で最もホットなトレンドの一つとなっている“統計学”。その基本的な知識を学ぶべく、前回、“超高精度なレコメンド”で話題のニュースキュレーションサービス《Gunosy》を手がける福島良典さん、関喜史さん、吉田宏司さんに、“WEB業界人のための統計学入門”と題して簡単に講義をしていただいた。
※ 前回の記事はこちら
《Gunosy》開発チームから学ぶ、WEB業界人のための"統計学入門"
その内容を踏まえつつも、より体系だててしっかりと“統計学”を押さえるためには、やはり“本”を読むのが一番だという。そこで今回は、Gunosy開発チームの皆さんに、 “統計学”を学ぶうえで読んでおくべき書籍をピックアップしていただいた。
数ある統計学関連の書籍の中から、選ばれたのは“5冊”の本。早速、ご紹介していこう。
Gunosyチームのコメント:
ブラッド・ピット主演で映画化もされたのでご存知の方も多いと思いますが、“統計を活用する”ということの最も良い実例だと思います。読み物としても面白いので、“統計を勉強して何ができるの?”という人にもオススメ。できれば映画よりも、本を。
Gunosyチームのコメント:
教科書的な読み物が苦手な方は、まずこれから入るといいと思います。タイトルや表紙だけ見ると若干不安になる方がいらっしゃるかもしれませんが、そのイメージとは裏腹に、中身は非常にしっかりしています。
Gunosyチームのコメント:
統計学の基礎知識を網羅している書籍です。初めて学ぶ方には少しとっつきにくいかもしれませんが、分析の基本概念や言葉の定義などを知るためにも、統計を学ぼうとする人には必ず一度は読んでほしい。私たちも何度も読み返し、そのたびに新しい発見をもらっています。間違いなく良書です。
Gunosyチームのコメント:
世界の統計学者のエピソードを集めた本です。さまざまな統計手法がどのような背景から生まれたのかが物語としてまとまっていて、統計というものをどのように使えばいいのかが分かります。教科書に疲れたときの息抜きとして読むのもオススメ。
Gunosyチームのコメント:
理論ばかり学んだところで、実際に“使って”みないとやっぱりよく分からないものです。とはいえ、いきなりプログラムを書いたり、高額なツールに手を出すのも難しいと思うので、まずはExcelで。実際に手を動かしながら進めていくと、理解が進むと思います。
いかがだろうか? “統計”や“データマイニング”という言葉が出てくるたびに「はいはい、知ってますよ」的な態度をとりつつ、冷や汗をかいていたCAREER HACK編集部にとっても、まさに天啓のような推薦図書。
[1]マネー・ボール 奇跡のチームをつくった男
[2]マンガで分かる統計学
[3]統計学入門
[4]統計学を拓いた異才たち
[5]エクセルで学ぶ統計解析
編集部と同じ心境を味わったことのある方は、ぜひ手にとってみてほしい。
編集 = CAREER HACK
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