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GREEからクラウドワークスへ─ Rubyist 大場光一郎が歩むエンジニアのキャリア。

2014-01-11

GREEからクラウドワークスへ─ Rubyist 大場光一郎が歩むエンジニアのキャリア。

エンジニアのキャリアが広がった現代。どの道を選んでも、エンジニアとして成長し続ける意思があれば、最良の選択となるだろう。とはいえ、道しるべとなるものが欲しい。小規模ソフトハウス~SIer~ソーシャルゲーム~スタートアップと、多彩なキャリアを歩む大場氏に、エンジニアのキャリアについて伺った。

広がりつづけるエンジニアの働き方。

WEB/IT業界では、フリーランス、スタートアップ、アントレプレナー、イントラプレナー、NPO法人、クラウドソーシング…など、多種多様な働き方のステージが登場してきた。自らのキャリアを考える上で、選択肢が増えたことにより、ますます悩みが深くなることもあるだろう。そこで今回は、道しるべとなるような、多様なキャリアを歩んでいる著名エンジニアを紹介したい。

著名Rubyist大場光一郎氏をご存じだろうか。2014年1月6日、株式会社クラウドワークスのCTOに就任したばかりの人物だ。その歩んできたキャリアには、特筆すべき点が多々ある。

最初に入社した会社は、仙台にある小さなソフトハウスだったという。C言語やVisualBasicを扱うプログラマとして業界デビューを果たし、約4年間務めた後、大手SIerである伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)へ転職。Javaエンジニアとして受託開発をし、その後、JRubyを用いたクラウドサービスの開発に従事する。そして2011年12月より、ソーシャルゲームのグリーへとキャリアを進め、入社2週間でGitHub:Enterprise(GHE)導入の推進やデプロイメントの自動化のためのシステムを構築を中心にプラットフォーム全体のインフラを支える重要なポジションで成長期のグリーを支えてきた。

2014年1月。大場氏が次なるステージとして選んだのは、クラウドソーシングサービスを手掛けるスタートアップ株式会社クラウドワークスだ。なぜ、大場氏は次のステージにクラウドワークスを選んだのか。歩んできたキャリアとの接点はどこにあるのか。どのような役割を担い、どのようなサービスを生み出していくのか。そして、これから先にどのようなキャリアを描いているのか。クラウドワークスにジョインした理由と、そこで成し遂げようとしていることについて聞いてみた。

成長し続けられる環境に身を置くことが幸せ。

― 吉田社長のブログで大場さん参画のことが発表され話題になりましたが、なぜクラウドワークスだったんでしょうか。大場さんの新しいキャリアの1ページに、クラウドワークスという会社を加えた理由は何だったのでしょうか?


弊社の吉田がブログにも書いていましたが、クラウドワークスの実現しようとしている「オープン」の思想への共感が大きな理由のひとつです。




他にも個人的に思うところがありまして。私は今年、40歳を迎えるんですね。この節目となるタイミングで、もう一度エンジニアとして挑戦したい、成長したいと強く思ったんです。それも、これまで以上にスピーディで刺激的な環境に身を置いて。

これまでの経験でいうと、CTCで働いていた頃はJava全盛期で、技術でなんでも解決できるという高揚感のある雰囲気の中で働くことができました。グリーで働いているときには、ソーシャルゲーム全盛期に携わることができた。成長が見込める企業で働けたことは、素晴らしい機会で、自身の成長に大きくつながりました。

何かに挑戦して、できなかったことができるようになる、つまり成長するってことは、普遍的に幸せなことですよね。今後の成長が期待されているクラウドソーシング業界を牽引する当社が掲げる「21世紀の新しいワークスタイルを提供する」というミッション。このミッション実現のために会社に貢献することで、自身の成長もできれば願ったり叶ったりというか、それほど幸せなことはありません。


― そういう想いで選んだ新天地で、まさにこれから活躍なさるわけですが、成し遂げたいことってありますか。


会社の期待であり、イコール私のやりたいことなのですが、中長期的な視点に立ったエンジニアリングのビジョンを創っていくことが当面の目標です。

クラウドワークスは、サービス立ち上げを経て順調に成長してきました。でも、まだまだ大きくなれる余地がある。利用していただくユーザーに対しても、もっと価値を提供できると思うんです。そのために必要なことが「技術的負債への対策」です。




今はまだ、職人対応の開発で何とかできますが、今後サービスのさらなる拡充を考えた時に、ビジネス要件だけで追加開発をしていたら、つぎはぎだらけで、メンテナンス不能のシステムになってしまいます。区画整理して、サブシステムを分離して、分散やスケールアウトできる仕組みを構築しておくことが重要なので、エンジニアリングマターの開発ができる体制をつくりたいと思います。エンジニアリングマターの開発をしていくためには、当然優秀な人材が欠かせないですから、採用にも力を入れていきます。

同時に、クラウドワークスが恩恵を受けてきたRubyとオープンソースのコミュニティに対して何かしらの貢献をしていきたいですね。業界全体を盛り上げるというか、そういう部分にも寄与できたらと思ってます。


― ありがとうございました。
悩みを抱えているエンジニアはもちろん、そうでない人にとっても、大場さんの歩んできたキャリアやこれから実現していくことは参考になりますよね。


大場氏のキャリア論を直接聞けるチャンス!

1月25日(土)CAREER HACKの運営元である『エン・ジャパン株式会社』が主催するエンジニア向けイベントにおいて、大場氏の登壇が決定した。小規模ソフトハウス~SIer~ソーシャルゲーム~スタートアップと様々な企業規模と業界に身を置いてきた経験を通じて感じている「エンジニアのキャリア」について、存分に語ってくれるという。


「自分は何がやりたいのか?どこへ行けばいいのか?そういう悩みにぶつかった経験が少なからずあるかと思います。ITのエンジニアリングって非常に領域の幅が広いですよね。

WEBの技術に限らず、すごく掘り下げると、機械語だったりバイナリがあったり、対極に高級言語とかモデリングがあったり。あるいは横の広がりでいうと、スーパーコンピューターみたいな大規模なモノを動かす世界から、RFIDみたいな組み込みの技術があったり。

エンジニアリングの世界はタテにもヨコにも広がっている。ITに興味がある限り、必ずどこかに自分のビジョンや志向とマッチするところがあると思うんです。

そんな、自分にマッチする場所を発見するにあたって、私の経験をお話しすることで少しでもお役にたてればと思っています。」


エンジニアの皆さんが、自身のキャリア=未来を考える際の参考になる貴重な機会。興味のある方は、イベントに参加してみてはいかがだろうか。



●イベント概要
日時:2014年1月25日(土曜)11:00~18:00 
場所:新宿アイランドタワー 35階
        東京メトロ丸の内線「西新宿駅」直通
        都営大江戸線「都庁前駅」住友ビル方面へ徒歩約8分
        JR各線「新宿駅」西口改札口より新宿副都心方面へ徒歩約10分
費用:無料
詳細:https://event-it.enjapan.com/




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