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女子高校生 起業家「仲田洋子」がシリコンバレーで学んだ事。リスクをとってチャレンジする人になりたい!

2015-12-01

女子高校生 起業家「仲田洋子」がシリコンバレーで学んだ事。リスクをとってチャレンジする人になりたい!

仲田洋子(なかだ ひろこ)さんは、2015年5月に16歳で起業した沖縄在住の高校1年生。中学生で参加したシリコンバレー研修を経て、彼女が描いたビジョンとは? そして生きる上で大切にしてきたこととは?自社メディア「ROLEMODEL okinawa」を近日ローンチ予定の仲田さんに伺った。

トレードマークは丸メガネ。女子高生起業家「仲田洋子」とは?

仲田さん(@cassini_ceo)は、自身のトレードマークである丸メガネを始め、丸い形が大好き。「小さな環から大きな環をつくっておきなわを元気に」という思いを込め、会社の名前は「土星の輪」の意味がある「カッシーニ」とした。

近日ローンチ予定のWebメディア「ROLEMODEL okinawa」では、地元沖縄の若者たちの選択肢を広げたいと、日本や世界の各地で活躍する様々な沖縄出身者に、中高生からの質問を投げかけていく予定だ。

中学生の時に起業に興味を持ったという彼女は、Ryukyufrogsという起業家人材育成プロジェクトに参加し、シリコンバレーに派遣された。その後もビジネスアイデアを練り、IT業界のキーマンとのネットワークを築いて起業のチャンスをつかんだという。

一体「仲田洋子」とはどんな人物なのか? 彼女がシリコンバレーで学んだこととは?どのようにしてチャンスを掴んできたのか? 彼女が大切にしてきたコトに迫った。

「起業」という青春

仲田洋子さん

仲田洋子さん(16歳)/まるメガネがトレードマーク。
「たくさんの人 に会っていろいろなことを吸収しよう」と、多くの起業家・経営者・エンジニアなどに会った。
画像トップの“まるメガネポーズ”で記念撮影をしてもらうのが習慣で、その数は300人以上にのぼる。


― まず仲田さんのことをいろいろ聞きたいのですが…高校1年生で起業している人ってかなり珍しいですよね。高校生の青春といったら部活に遊びに…という一般的なイメージも。もともと起業に興味があったのでしょうか?


まず興味をもったのは「プログラミング」だったんです。最初は図書館で参考書を読んでみたりしたんですけど、全然わからなかった(笑)。それで中学生のとき、東京にいる姉のところに遊びに行くついでに「Life is Tech!」という中高生向けプログラミングキャンプに参加したんです。そこで、10代でアプリを作ったり起業したりしているような子たちの存在を知って、自分も何かできるんじゃないかって意識が高まりました(笑)

ちょうど学校でも起業家・スタートアップを支援する「01Startup」代表の池村光次さんの講演を聞く機会があって「起業っておもしろそう!」と池村さんに直接話しかけてみたんです。


― 当時は中学生ですよね。まわりの友だちと比べても、おもしろいと思うポイントはかなり違ったんじゃないですか?


はい。同級生でもプログラミングとか起業とかに興味をもっている子ってごくまれです(笑) 池村さんには「もし興味があれば沖縄Ruby会議に行ってみたら?」と沖縄県内外のエンジニアが集まるイベントに誘っていただいて、それがきっかけでアントレプレナー人材育成プロジェクトである「Ryukyufrogs」の方とも知りあったんです。

そういう場で年齢を言うとびっくりされることも多いですが、大人が集まる場で学ぶことってすごく多いし、「Ryukyufrogs」の参加対象も「高校生以上」となっていたんですけど、年齢は関係ないと思ったので中学3年生で応募しちゃいました。シリコンバレーではいろいろな企業を訪問し、あちらで活躍するたくさんの方にお会いして、一気に視野が広がる経験でした。

リスクをとってチャレンジする人になりたい

― 中学生で起業に興味を持ったり、シリコンバレーに行ったり…もう「意識高い」とか、そういうレベルを超えていますね。


どうなんでしょう…「おもしろそう!」と思ったら突き進んでいくタイプではあるかもしれません。「アプリとかWebサイトとか自分で作れるんだ!」という驚きから始まり、「Ryukyufrogs」もワクワクすることが多くてのめりこんでいった感じです。半年間の研修で、シリコンバレーに行く以外にも、いろんな起業家の方にお会いしてアドバイスをいただくので、遠い世界にいると思っていたすごい人たちが、身近な存在に感じられるようになって。

特にシリコンバレーで起業されているChanomaのキヨさんこと小林清剛さんからはすごく影響を受けました。スマートフォン向けの広告事業のノボットなど次々と起業され、今はシリコンバレーで新しい挑戦をしているキヨさんに「誰かのロールモデルになる人ってどんな人だと思いますか?」と聞いたら、「ロールモデルというのは人が憧れる人。それはリスクをとってチャレンジしていく人だ」とおっしゃったんです。それがすごく腑に落ちて、それ以来、私自身もチャレンジしていく姿勢を忘れないようにしています。キヨさんみたいに、日本という枠にとどまらず、世界で通用する人になりたいですね。

行動力で引き寄せた起業のチャンス

仲田洋子さん


― 「高校生起業家」ということで注目度も大きいと思いますが、「高校1年」という起業時期は狙っていたんですか?


いえいえ、狙っていませんでした(笑)ただ、学生のうちに起業したいとは思っていて、タイミングが良かったということがあります。直接のきっかけは「TECH LAUNCH AUDITION」という学生向けビジネスコンテストに出たこと。社会貢献賞をいただいたんですけど、主催者でLife is Tech!代表の水野さんに「起業したい?」と聞かれて、「したいです!」と答えたら、支援してもらえることになりました。


― もしかすると大切なのは経験ではなく、熱意、そしてチャンスを掴むための行動といえるのかもしれませんね。具体的にはどういう事業をやっていくんですか?


まずはWebメディアを12月初旬にローンチします。沖縄出身で日本や世界の各地で活躍している方を紹介するというもの。サイト構築は友だちのデザイナーやエンジニアに手伝ってもらって順調なのですが…大変なのはインタビュー記事の作成ですね。今のところ15~6人の方たちにインタビューをしてきたのですが、うまく伝えるにはどのように書けばいいのか、日本語の細かなとこも含め考えながらやると時間がかかってしまって…。でも、皆さんのストーリーから、私自身もとても学ぶところが多く、励まされながらがんばっています!


― 学業についても伺いたいのですが、起業してみて学校との両立は大変ですか?


大変ですね…定期試験なんかもあって活動できる時間が限られていますし、大学にも進学したいし。今のところ、海外の大学に進みたいと思っているんです。だから、起業と学業とどう両立していくか、長期的なスパンで考えているところです。


― 最後に仲田さんの夢を教えてください。


「世界で通用する人に」といっても、海外でやっていこうというわけではないんです。世界でたくさんのことを吸収したら、いずれ沖縄に帰ってきて、学んだことを還元していきたいんです。沖縄にはいろいろな問題がありますが、私たちや、さらに若い世代で沖縄の経済を活性化させたい。自分たちのチカラで沖縄を元気にしていけるようにしたい。これが私の夢です。

― 国も「地方創生」に力を入れていこうとしていますが、全国に仲田さんみたいな10代の若者たちがいれば、魅力ある地域が増えていきそうですね! 今日はどうもありがとうございました。



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