2020.03.19
「モデルだけの私」じゃ満足できない。動画制作もアクセサリーも本気でやり抜く「帆乃花」の仕事スタンス

「モデルだけの私」じゃ満足できない。動画制作もアクセサリーも本気でやり抜く「帆乃花」の仕事スタンス

モデル、動画制作、アクセサリーブランド『#FFFF』ディレクターと活動を並行する帆乃花さん。「私、好きなことしかできないんです」と語る彼女。どの活動も手をゆるめず、ガチで向き合う仕事スタンスに追った。

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全2本立てでお届けします。
[1]ネタツイ上等。モデル「帆乃花」のTwitterとの向き合い方
[2]「モデルだけの私」じゃ満足できない。動画制作もアクセサリーも本気でやり抜く「帆乃花」の仕事スタンス

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モデルとして、SuchmosのMV、Official髭男dismのジャケットに起用されたの帆乃花さん。活動の幅を広げる。(撮影:横田和樹)

「私、好きなことしかできないんです」

複数の活動、仕事を並行してやっていくなかで大変に感じることはありますか?

全部自分が好きでやっているので、大変だと思ったことはないんですよね。忙しいほうがむしろ楽しく感じられる。ストレスは全く感じていません。

むしろ、毎日同じ人たちと、同じように顔をあわせるほうがニガテかもしれない。小さい頃から学校は休みがち。部活もバイトも全然続かなかったし、専門学校も1年でやめたし。限られたコミュニティで、じっくり信頼関係を築くことが向いていないのかもしれません。

そもそも他人に自分のスケジュールを握られたり、管理されたりするのもムリで…。自分で自分がやるべきことの時間配分を決める。だからいくつ並行してもできているんだと思います。

ホントにいまの仕事をするようになってからは、一度も投げ出したことがないんですよね。なにより自分が大好きなことだから。私、好きなことしかできないんです。…すごく高いところから水中に飛び込むモデルの仕事も全く嫌じゃないかったし(笑)

いろいろな活動を並行することで得られる相乗効果は?

例えば、モデルを通じてつながったインフルエンサーさんとアクセサリーブランドのプロモーションをしたり、動画編集を通じて知った視聴者の気持ちを、モデルの仕事に活かしたり。

とくにYouTubeはスポンサーに忖度なくエッジの効いた表現ができるし、10代20代のネットに馴染みのある視聴者が多いからネットスラングを使っても通じる。10代からネットにどっぷり浸かっていた私にはしっくりくる表現の場ですね。

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人生を変えたSNS

モデル、動画、アクセサリーと、一見すると多岐にわたっているように見えます。それぞれどういったきっかけでスタートしたのでしょうか?

まず、モデルになったのは、20歳のとき。たまたま中国人の友だちが「ブランドを立ち上げるからモデルやってみない?」と声をかけてくれたから。

モデルとして撮影した写真をSNSにアップしたら予想以上に反響があったんです。そこからいろんな人から撮影依頼をいただけるようになりました。

動画制作も知り合いがきっかけで。私、昔からYouTubeをみたり、パソコンをいじるのが大好きだったんです。YouTubeウケする編集を自分なりに研究していた。当時から世の中には面白い企画はたくさんあったけど、編集に関しては「もっとこうしたらいいのに」と思うものがたくさんあって。

Twitterで「動画編集したいな」ってつぶやいたら、動画クリエイターの知り合いが「仕事手伝ってよ」と仕事をふってくれて、仕事をいただけるようになりました。

ブランドを始めたのは、長年の夢だったから。私、モデルとか動画編集とかいろいろやっていますけど、実は自分のブランドを立ち上げたくて上京してきたんですね。一度挫折して、モデルと動画だけで生きていこうと思った時期もあったんですけど、やっぱ夢を諦めきれなくて。

そんなとき友だちが「一緒にブランドを立ち上げよう」って声をかけてくれて。1年前に『#FFFF』というアクセサリーブランドを立ち上げて販売を開始したんです。そしたら、即完売して。遠回りしたけど、夢が叶ってよかったなと思います。

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URL: https://prr.official.ec/

「外見」への評価は、ある側面でしかない

モデル一本でやっていく選択肢は?

今のところはないですね。もちろんモデルをやっているとそれだけでフォローしてくれる人も多いんですけど、ちゃんと私の中身も知ってほしいというのはあるんですよね。それでTwitterでも包み隠さず自分の気持ちも発信するようになりました。

どうしてもモデルの仕事は、外見だけが「絶対的な判断基準」になる傾向があって。もちろんそれが大切だからなのですが、体型や容姿は努力だけではどうしようもないことはあって。

でも、動画の制作や、アクセサリーブランドって、スキルで勝負ができるところ。努力すればするだけ良いものが生み出せる感覚があって。アーティストのMVも撮ってみたいし、アクセサリーも月1ペースで新作をリリースしたい。どうしても他人に任せられない性格なので、数はできないと思いますが、モデルとしての「私の名前」より、もっと知名度のあるものを生み出したいんです。

「何をやっている人?」と聞かれたらどう答えますか?

むずかしいですね…時と場合によって変えるかもしれない。ただ、やっぱりあまり肩書きは限定したくなくて。たとえば、いまVTuberをやりたいっていう発信もしていて。もともとゲームが大好きだったので、ゲーム実況もやりたいなって。もう性格として、嫌いな仕事はひとつもできない。この性格とうまく付き合っていくために、とにかく好きなことを突きつめていきたいと思います。

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トップ写真 / 北村晃一

>>>前編 ネタツイ上等。モデル「帆乃花」のTwitterとの向き合い方


編集 = 白石勝也
取材 / 文 = 田尻亨太


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