モデルとして、クリエイターとして、存在感を発揮する「帆乃花」さん。彼女のTwitterがおもしろい。ネタツイも、ゆるいツイートも。そのスタンスとは?
全2本立てでお届けします。
[1]ネタツイ上等。モデル「帆乃花」のTwitterとの向き合い方
[2]「モデルだけの私」じゃ満足できない。動画制作もアクセサリーも本気でやり抜く「帆乃花」の仕事スタンス
帆乃花さんのTwitter、おもしろいです。見ていてニヤっとするものから、和むものまで。外見とのギャップもあるというか。
ありがとうございます。モデルとしての私は黒髮ロング、高身長、ミステリアス、クールみたいなイメージを持たれがちなのですが…実際はそんなキャラじゃないんですよね(笑)
じつは、昔からインターネットが大好きだったのですが、モデルになってから、どこかでクールでミステリアスな自分をSNS上で演じるようになってしまって。ホントはずっとネタツイしたり、変なコラ画像つくってアップしたりしてきていて。モデルになってから、ネタツイのためのアカウントを封印しちゃったんですよ。
ただ、そもそも、そんな女性を演じることもできないよなって。本当の自分じゃないんですよね。
普通に仲良くなりたいな、と思った男の人のインスタのハッシュタグに「# お洒落さんと繋がりたい」 が入っていて完全に無の感情が芽生えた
— 帆乃花 (@p_r_r__) February 26, 2020
事務所に所属すると、イメージも気になりそうですが。
もちろんイメージは大切ですが、アフィリエイト案件をやっているわけでもないし、SNSで企業の商品を紹介しているわけでもないし。そこはけっこう自由にやらせてもらっていて。ネタツイも少しずつ解禁しました。
そうしたら1万5000人くらいだったフォロワーさんが一気に2万6000人に。「モデルになってからも好き勝手つぶやいていいんだな」と。もちろん事務所からは「あまりイメージが崩れないようにしなよ」とは言われていますけどね(笑)
モデルをやっていると、それだけでフォローしてくださる方がたくさんいる。ただ、私は外見だけで判断されるのは少し違うのかなって。ちゃんと中身のある発信もしたい、活動も広く知ってほしい。…まあ、ちょっとふざけていたい自分も出てしまうんですね。
メンズスーツも着れちゃう175cm(絵文字)pic.twitter.com/DQ440ejxJv
— 帆乃花 (@p_r_r__) June 22, 2019
Twitterで気をつけていることはありますか?
当たり前ですが、できるだけ人や仕事に対する悪口は言わないとか、人としての最低限のマナーは守ろうとか…。ブログも中学1年の頃からやっていたり、学生時代もTwitterに育ててもらったとさえ思っているので、ネットリテラシーはわりと自然と身についた気がします。
ただ、自分の中に秘めている想いみたいなものは、最近だとあまりつぶやかないようになりました。やっぱりくだらないことばっかりつぶやいていたほうが、Twitterって健全に運用できるなぁって。オモコロのARuFaさんが憧れで…誰も傷つけずに笑いを取れるって最高にかっこいいですよね。幸いなことに、いまのところ私のアンチは多くありません。ありがたいですね。
最近マリノスさんと
— 帆乃花 (@p_r_r__) March 14, 2020
"クソリプ選手権"を開催してるんですけど
本当に楽しいしマリノスさんが強すぎるので見てみてください pic.twitter.com/XgAx5gqAS1
Twitterを続けていく上で大切にされているスタンスはありますか?
フォロワーが増えなくても、拡散されなくても、ファボがつかなくても、気軽に本当の自分を表現できる場があると気持ちにも余裕が生まれてくると思うんです。
「これはバズるかな」とか「仕事につながるかな」とか、そういうことを一切考えずにつぶやける場は、私が本当の自分であるために必要なんですよね。本来Twitterって「私はいま何を考えているか」を気軽につぶやくためのツールだと思うから。
モデルをはじめてからフォロワーが急に増えて、嬉しかったんですけど、一方で「尊い存在」みたいに扱われることに違和感があったんです。私はモデルをはじめる前からネタツイをしていたし、高校時代もモテキャラとはかけ離れていたから。
最近、たまにはネタツイ以外のしょうもないこともつぶやきたくて、サブ垢もつくったんですけど…こっちはできれば探さないでください(笑)
>>>後編 「モデルだけの私」じゃ満足できない。動画制作もアクセサリーも本気でやり抜く「帆乃花」の仕事スタンス
4月から新社会人となるみなさんに、仕事にとって大切なこと、役立つ体験談などをお届けします。どんなに活躍している人もはじめはみんな新人。新たなスタートラインに立つ時、壁にぶつかったとき、ぜひこれらの記事を参考にしてみてください!
経営者たちの「現在に至るまでの困難=ハードシングス」をテーマにした連載特集。HARD THINGS STORY(リーダーたちの迷いと決断)と題し、経営者たちが経験したさまざまな壁、困難、そして試練に迫ります。
Notionナシでは生きられない!そんなNotionを愛する人々、チームのケースをお届け。