2019.11.11
ゆうこすにSNSで直談判! ただのファンだった彼女が、デザイナーとして採用されるまで

ゆうこすにSNSで直談判! ただのファンだった彼女が、デザイナーとして採用されるまで

「ゆうこすさんと一緒に働きたい!」SNSでの猛アピールがきっかけで、ホントにゆうこすと働くことに。ずば抜けた行動力とガッツでチャンスを掴んだ、小島香澄さんのデザイナー成長譚をお届け。

「ゆうこすさん、いつか一緒にお仕事してみたいです!」|KOS 小島香澄

“いつか一緒にお仕事してみたいです!”

2年前、ゆうこす宛てにラブコールを送った彼女。その当時、彼女はデザイナーでもなんでもなかった。

そして2年後の「今」、彼女は「ゆうこす 唯一の専任デザイナー」として働いている。

Instagramに投稿されるクリエイティブをはじめ、ゆうこすさんの手掛けるサービス・プロダクトのデザインを担当。

ゆうこす本人からも「思ったイメージを形にしてくれる」「スピードがめちゃ早くて助かる」と、信頼が厚い。

彼女は、いかにしてWebデザイナーに?そして憧れの人と一緒に働くチャンスをどうして掴めた?人並みはずれた行動力、そして「怠け者な自分」との向き合い方がそこにはあった!

新卒入社したハウスメーカーで、営業をしていました。

ーーデザイナーになる前はどんなお仕事をされていたんですか?

ハウスメーカーで営業の仕事をしていました。就活していたときって別にやりたいこともなかったし、とくに唯一内定が出たから、という理由で(笑)

ただ、仕事は楽しかったんです。人と話すことは好きだし、お客さんから感謝してもらえるとうれしい。まぁ全然成果をだせなかったけど…。年次を重ねるうちに後輩もできて、将来私の席はあるんだろうかと悩むこともありました。

ハウスメーカーで営業をしていた当時の小島さん

デザインの楽しさは「パワポ資料」で知った。

ちょうどその頃、上司に「小島さんのつくるパワポ資料いいね!」と、褒めてもらう機会があって。

そこから、「小島さんにプレゼン資料つくってほしい」と依頼されることが増えていきました。デザインって楽しいな、デザインの仕事やってみたいな、とだんだん気持ちが膨らんできました。

彼氏と別れて、お金と時間が生まれました(笑)

ちょうど当時付き合っていた人と別れちゃった、というできごともあって。じつは、その人と同棲するために貯金をしていたんですよ。でも、急にその使い道がなくなっちゃって(笑)

勢いでデザインを学べる学校を調べて、入学を決めました。で、一人暮らしもはじめて、環境を変えるなら「会社もやめちゃえ!」って。学校に通いながら・・・で働き始めました。

いま振り返ると「いま踏み出さないと、私たぶん一生変われない」とちょっと自暴自棄になっていたんでしょうね。でも、踏み出せて本当によかったと思います。

怠け者な自分に喝!

ーーそこからはデザインをまっしぐらに?

はい!…ただ、やっぱりもともとが怠け者で…ほうっておくとダラダラしちゃう。なので、私は自分を奮い立たせて、デザインスキルを伸ばすために、3つのことに取り組んでいました。

まず1つ目は、「勉強する時間をロック」することです。平日は仕事が忙しく、なかなか時間を割けなかったので、土日の時間を全部学校にあてていました。友達との約束も夜はいいけどお昼からは入れない。

2つ目は、「勉強した内容をまとめてTwitterで投稿」することです。強制的に学びをアウトプットする機会を作ることで、そのための勉強(インプット)を怠らないようにしようと思えたり。あえてTwitterという”誰もが見れる環境”にすることで自分にプレッシャーをかけれていたと思います。

3つ目は、「デザイナーに会いにいく」ことです。最初は手探りでやっていたのですが、正直煮詰まってきちゃって。実際に現場で働いている人に直接話しを聞いたほうが早いんじゃないかと思ったんです。そんなとき、たまたまデザイナーが集まるミートアップを見つけて、参加してみました。

全員デザイナーで、「デザイナーじゃない私が行って大丈夫かな...」と正直不安はありました。でも、実際に参加してみると、みなさんすごくあたたかく迎えてくださって。スキルアップの方法を知れたり、転職のアドバイスもいただけました。

大好きなゆうこすから、ランチのお誘い!

ーーそこから「ゆうこすのデザイナー」になった経緯とは?

勝手に「ゆうこすさんのHP」をつくったんですよね。それをTwitterで投稿したところ、ご本人から返信とフォローがきたんです!おそらくゆうこすさんがエゴサされていて、見つけてくださったんだと思います。

もともとずっとファンだったので「やばい!!!!」とテンションが上がって、最初は信じられなかったですね(笑)すぐに通知画面をスクショしました。

ーー勝手に!そしてリプまで…すごい行動力ですね。

せっかくなら本人に見てほしいじゃないですか(笑)制作については、ちょうど新しい転職先が決まり、有給消化中で時間があって。スキルアップのために大好きなゆうこすさんのページをつくってたらこんなことになるなんて…やってみるもんですね(笑)

そこから半年くらいずっとフォローされてるだけの状態で。たまたま自分の誕生日に「5年後ぐらいに、自分がもっと実力を積んだら、ゆうこすさんと一緒にお仕事がしてみたい」ってツイートしたら、ゆうこすさんが「ランチ行きたいです」ってリプを送ってきてくれたんです。

もう頭が真っ白になりましたね(笑)「え⁉ゆうこすさんと会うの⁉」って。一瞬見間違いなんじゃないかと思って、2度見しました。DMが来て、本当に会う日が決まって。「やばい本当に会うんだ」と心の底からワクワクが止まりませんでした。とりあえず、ゆうこすさんに会うために服を新しく買いにいきましたね(笑)

初めてゆうこすさんに会ったときは、緊張しすぎて何を話したのか全然覚えてません(笑)

ご飯食べ終わったあとに、DMでゆうこすさんから「デザイナーとして来ていただきたいです」とオファーがきて...。こんな奇跡、本当にあるんだと、めちゃくちゃ嬉しかったです。

でも、当時の私はデザイナーになってまだ2カ月。自分よりクオリティ高いものを出せる人って、世界中にたくさんいるし、実績もスキルもない自分がやっていいのかすごい悩みました。

このチャンスを逃したら、もう二度とお声がけいただけないかもしれない。そう思って、ゆうこすさんの会社に入ることにしました。

「やりたい!」と伝えなければ、誰も見つけてはくれない

ーー最後に、もし、全く異業種の仕事を今されていて、小島さんみたいにデザイナーとして働きたいって思っている方にアドバイスをください。

私もまだデザイナーのスタートラインに立ったばかり。なので、アドバイスなんて言える立場ではないのですが、ひとつだけ。それは、挑戦すれば必ずチャンスはくる、ということです。

私は、もともと「自分はこれが好きだ」って、今までは恥ずかしくて言えませんでした。いわゆる「察してちゃんタイプ」だったんです。

でも、好きなものを好きって言ったりとか、やりたいことを「これやりたい」って、どんどん伝えていったほうが、絶対そっちに転がるんですよね。

人は思った以上に自分に興味ない。私も結局、「一緒に働きたい」って言ったから本人に届いて。それも運がよかったと言ってしまえばそうなんですけど、言ってなかったらここにはいない。まずは発信していくこと。それが、やりたいことへの近道だと思います!


取材 / 文 = 野村愛


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