2016.05.16
「スピードが全て」iemo 村田マリがSlush Asia2016で語った挑戦者のスタンス。

「スピードが全て」iemo 村田マリがSlush Asia2016で語った挑戦者のスタンス。

Slush Asia2016(5月13日・14日に開催)1日目。DeNA南場智子氏とのセッションに登場した『iemo』の村田マリさんをセッション後に直撃。取材では村田さんの挑戦者としてのスタンスに迫ることができた。

死ぬ気でやりたいと思ったらどんな状況でもやれる

名だたる起業家がスピーカーとして登場するスタートアップの祭典「Slush Asia2016」1日目。CAREER HACKでは、DeNA南場智子氏とのセッション直後の『iemo』村田マリさんを直撃。IPO、M&A、両方でのイグジットを経験している村田さん。スタートアップ・ベンチャーにおける「挑戦者にとって必要なスタンス」についてお話を伺うことができた。

「ビジネスシーンにおいて、あらゆる選択に迷いはつきもの。決断をどう行うか?」という取材陣の質問に対し、村田さんの回答はじつにシンプルだった。

やりたいと思ったらやる。やりたいと思わなかったらやらない。やれない時には「本気でやりたいと思っていない」ということだと思います。死ぬ気でやりたいと思ったらどんな状況でもやれるんですよね。迷うということはやりたくないか、やらないほうがいいと思っている時ですね。


Slush Asiaの特徴は学生ボランティアがメインで運営していること。そのなかで「学生起業」について見解を求められた村田さんの回答はこうだ。

私自身、学生時代のビジネスより新卒で入社したサイバーエジェントで学んだことの方が多かったかもしれません。ちょうどサイバーエージェントが社員数20名くらいの時に入社して、そこから300名になって。自分が起業する時にすごく参考になりました。学生起業だと成功事例も失敗事例もわからないまま、我流でやるしかないので、それが悪いことだとは思わないですが、少し遠回りになる可能性もありますね。

無謀なチャレンジは、全く素晴らしくない。

国内外の起業家が集まるSlush Asia。海外志向の学生も多く参加する。そういった中、海外で活躍したいと考える学生や若者にアドバイスをいただくことができた。

グローバルで活躍したいと思った時にも、海外において成功している会社で働いてみた方がいいと思うんです。なぜ、その企業が成功しているのか?成功の要因がわかったら自分でもやってみる。いわゆる「型」を知らないまま、オリジナルな方法だけでは成功の確率が下がってしまう可能性が高い。無謀にチャレンジすることが素晴らしいのではなく、「どうしたら勝てるのか?」ちゃんとわかった上で挑戦する。これが海外で活躍しやすくなる方法のひとつではないでしょうか。ただ、私はまだ海外で勝った経験がないので、勝ったことがある人にアドバイスをもらった方がいいかもしれません(笑)

Slush Asia2016


続いての質問は「起業家として重視しているスタンス」。答えはあらゆる仕事に共通するものだった。

とにかくスピードを速くする、動く。それが全てだと思います。仕事でも、ビジネスで一番を目指すにしても、業務中の意思決定にしても、とにかくスピードが大事なんですよね。それは意思決定を早くするという訓練をしていくことでもあり、やるべきことだと思っています。

若い人に、どんどんチャンスが生まれていく

取材の最後に語られたのは、日本におけるスタートアップシーンの変化。そして新たなビジネスが生まれていく可能性について。

日本国内でのスタートアップにおいて、私もそうですが、IPOが多かったと思うんです。今回(DeNAによる)iemoのM&Aという形でのイグジットを経験しました。これはすごくハッピーなイグジットのパターンだと思っていて。感覚値として、アメリカのようにM&Aでのイグジットも増え、エコシステムが生まれつつある。新しいビジネスが生まれやすくなっていますし、どんどん若い人にもチャンスが生まれいくはずです。


(CAREER HACKでは、引き続きSlush Asia2016レポートをお届けしていく予定です。お楽しみに!)


文 = CAREER HACK


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