2019.07.31
1度聞いたら忘れない「名前」の付け方|押さえておきたい3つのチェック項目

1度聞いたら忘れない「名前」の付け方|押さえておきたい3つのチェック項目

「ネーミング」のプロでもあるコピーライター。商品名、サービス名、場所・スペースの名称、書籍タイトル、資料の見出し…彼らは何をどう考え、ネーミングしている? その極意を3回に分けてお届けします!

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第1回 ネーミングは「ヒアリング」から始めよう
第2回 押さえておきたい3つのチェック項目
第3回 記憶に残るネーミングの5つの法則

※本記事は、大人のための街のシェアスペース・BUKATSUDOにて、コピーライターの阿部広太郎さんが主宰する連続講座「言葉の企画」の模様をキャリアハックにて再編集したものです。

最低限押さえたい、3つのポイント

ネーミングを考えるとき「ここは最低限押さえておきたい」という3つのチェック項目を共有いただいた。

「名付けられていないか」

「本当に言うのかどうか」

「短く強く呼びやすく」

この3つを意識することが大切だという。

□ 「名付けられていないか」

もしすでに名付けられているコト・モノであれば、その名前でいいと思うんです。

たとえば、ライザップを体験したのに、元の体型に戻ってしまったとき。サイズアップしてしまったから、「サイザップ」という名付けをしてくれた企画生がいました。でも、それはいわゆる「リバウンド」のことだと思います。もちろん、どうしても新しい名付けで呼びたいという強い気持ちがあればいいと思います。ただ、すでにその現象に名付けをされている限り、聞き手は「それってリバウンドってことかな?」という思いが芽生えます。なので、すでにその現象に名前が付いている場合は、確信がある場合以外は、あえて名付けをしなくてもいいと思います。

そして、名前を考えたら、ぜひGoogleで検索してみてください。既に使われているか、その場合、どんな風に言われているのか。使われていたら、言ってはいけないということではなく、その上でなぜ名付けるのかまで考えることが大切だと思っています。

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「本当に言うのかどうか」

名付けたからには、その状況に直面した時に、自分がずっと使っていく覚悟を持ちましょう。覚悟というと、重たいかもしれませんね。その名付けを愛用していくイメージです。本当に自分でつかうのか?呼びたくなるものかどうか?あらためて自分に問い掛けてみましょう。まず自分が言い続けていけば、周囲にはちゃんと伝わっていきますから。本当に言うかな、という問いから、より浸透していく、強いネーミングにつながっていくはずです。

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「短く強く呼びやすく」

「言葉が長い」と覚えづらいですよね。「じゅげむ じゅげむ ごこうのすりきれ…」で知られる古典的な噺がありますが、「じゅげむ」は覚えていても、全部ちゃんと言える人はほぼいません。短いことで言葉として流通力が出ます。長さの他にも、ぜひ意識していただきたいのが、「読みやすさ」と「呼びやすさ」です。難しい漢字で読み方に迷い、呼ぶのをためらってしまうものは、浸透していきづらいと思ったほうがいいでしょう。

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>>> 第3回 記憶に残るネーミングの5つの法則
<<< 第2回 ネーミングは「ヒアリング」から始めよう

撮影:小田周介


文 = 野村愛


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