2019.11.11
ビジネスでも武器に! egg 編集長に聞く「ギャル精神」

ビジネスでも武器に! egg 編集長に聞く「ギャル精神」

「うじうじ悩むってもったいなくないですか?先の時代とか本当わかんないじゃないですか」こう語ってくれたのが、伝説のギャル雑誌『egg』を復活させた赤荻瞳さん。生き方に正解のない時代…と小難しいことはさておき「今を楽しむ」ギャル精神に迫った。

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第1回目はこちらから!
>>>[1]40万再生突破、ギャル版恋リア『エグハ』の衝撃|egg 赤荻瞳


先のわからない時代こそ、今を楽しむ「ギャル精神」

伝説のギャル雑誌『egg』。

1990年代~2000年代にかけて発行された、ギャルのための唯一無二のバイブル。平成のギャル文化をリードしてきた雑誌だ。ただ、時代の移り変わりと共に『egg』は2014年、その歴史に幕をおろした。

そこから約4年、飛び込んできたのが「egg復活」のニュース。

動画・Webメディアなどネットを主戦場に復活。2019年5月には雑誌も復刊(年2回発行予定)。新生『egg』に脈々と受け継がれるのは「ギャル精神」だ。

「ギャルって基本はワンチャン*なんですよ。色んなことにチャレンジしてみて、失敗しても別にいいんです。成功したらラッキーみたいな(笑)」

こう答えてくれたのが、egg を復活させた現編集長の赤荻瞳さん(23)。キャリアや将来についてうじうじ悩むのはもったいない!?赤荻さん自身の歩みから2020年からの生き方のヒントを探していこう。

*ワンチャン…ワンチャンスの略。「1回のチャンス、モノにできたらラッキー」といったニュアンス。夜遊びなどで使うことも多々ある。


伝説のギャル雑誌を復活させたギャル

eggといえば伝説ともいえるギャル雑誌です。唯一無二の存在でもあって。そもそもの復活の経緯から伺ってもよろしいでしょうか。

もともとは、私が働いていた広告会社で「WEBでeggを復活させられるかもしれない」という話が持ち上がったんですよね。

すぐに「やりたいです!」と手をあげました。「私が一番ギャルなんで!」「ギャルのメディアを作るならおじさんよりギャルの方がいいっしょ!」と(笑)

なぜすぐ手をあげようと?

じつは、今の自分があるのは『egg』のおかげ。『egg』は人生のバイブルそのものなんです。もともと埼玉の田舎に住んでいたんですけど『egg』を読んで「センター街とか超楽しそう」と憧れて。

そこから渋谷のギャルサーに入って人生が変わった。その頃の先輩のツテで仕事をもらったりしてきたし。

休刊しちゃったときはマジで超ショックでしたね…。まわりの子たちとも「eggいつか復活しないかね」といった話をしていました。

ちょうどその頃に出来てきた「復活」の話だったんで、超嬉しかったですね。

「私がそうだったように、若い子たちに『egg』を見て勇気を与えられたら」と語ってくれた赤荻さん。

集まったのはギャル3人、全員がWEBの素人だった。

復活にあたって、どんなメンバーでスタートされたのでしょうか?

はじめは私含めて3人ですね。その子たちもギャルなのですが、私が誘ってメディア運営をスタートさせました。ただ、それぞれ兼務だったり、手探りのカオス状態で。

私が広告まわりの営業し、あとの2人で女の子がモデルを呼んでYouTubeを撮って編集したり、記事を更新したり。かなりめちゃくちゃ(笑)

ただ、経験より「ギャルマインド」がわかっている人がよかったんです。やっぱり『egg』の看板を任されるからには、その名前に恥じないものにしなくちゃ、と。

WEBや動画の編集に携わったことがある人は?

いわゆる経験者はいなかったですね。全員が素人。YouTubeにしても、動画編集の仕方がわからなかったから、調べながら好き勝手やって。このやり方は今も変わっていない(笑)

ここ半年くらいでようやくマーケティングの経験者が入ってくれて。ようやくメディア事業っぽくなってきたかもしれません。

人生一度キリじゃん系

最後に、キャリアハックは20代の読者が多くいるのですが、とくにキャリアや将来に対して悩む時期でもあって。「先が見えない不安」とどう向き合うといいか、ぜひ伺わせてください。

あんまり偉そうなことは言えないのですが…うじうじ悩んでるのってもったいないと思うんですよ。この先の時代とか、本当どうなるか、わかんないじゃないですか(笑)

みんな考えすぎたりとか、いろいろと先を見過ぎたりとかして。それのせいで「今」がつまんなくなったり、何もできなくなったりしたりするなら、「こっちのほうが楽しくない?」みたいな。

ワンチャン、いろんなことにチャレンジして、失敗しても別にいいんですよ。成功したらラッキーみたいな(笑)

ちょうど『EXIT』さんと『ワンチャンサマlove』という曲で『egg』がコラボしていて(笑)そういう「ワンチャン精神」をみんなが持てば色んなこと挑戦していけるんじゃないかな。

『egg』と『EXIT』がコラボした曲『ワンチャンサマlove』。「特にサビのところを聞いてほしい!!」と赤荻さん。

たぶん今の人たちって超計画的というか。それはそれですごいと思うんですけど「ワンチャン精神」でやっていれば、失敗しても傷つかない。「まあワンチャンだったしな」ぐらいの感じ。

「やりたいことをやる」っていう「今」を全力で生きていく。それも大切かなと思います。

後先を考えない、人生一度キリじゃん系なので、みんな(笑)いかに今を楽しく生きるか。楽しんだもの勝ちみたいメンタルですかね(笑)

(おわり)


編集 = 白石勝也
取材 / 文 = 黒川安莉


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