COO(Chief Operations Officer)は、最高執行責任者のこと。経営層の中でもCEOの強力なサポート役となり、実質、組織のNo.2となるケースが多いポジションです。より詳細な解説をお届けします。
まず、企業経営において最高経営責者であるCEO(Chief Executive Officer)は企業の目指すべき道を決めて、指揮する存在といえます。
その方針に沿って、より具体的な業務を遂行するポジション、ここをCOOが担うケースが多いです。
「経営方針の意思決定」と「業務執行」を一人が担う場合は、CEOがCOOを兼任するケースもあります。
>>>《COO》におけるキャリアハック記事一覧はこちら
https://careerhack.en-japan.com/tag/chief-operations-officer
COOの大きなミッションとして挙げられるのが「健全な企業経営」の維持・推進です。たとえば、社内外の専門家に協力を得て、能力を最大に発揮できる環境整備などを行ないます。
近年、日産自動車やソニーのようなグローバル企業では、COOを設置する会社が目立ってきました。
企業経営がより複雑化・加速化している現代。新たな経営ポジションを設ける背景には、スピーディーな意思決定と実行、マネジメント効率化、経営陣一人あたりの業務負荷軽減など、それぞれの狙いがあるといえそうです。
COOはまだまだ歴史の浅いポジションであり、明確なロールや要件が定まり切っているものではありません。
多いのは、自社事業の部門責任者やコンサルティング会社の出身者などから就任するケースです。また、多岐にわたる部門やパートナー企業との関係性、業務を把握しているマネジメント層も「執行者」として重宝されそうです。
▼記事引用元
・en world
https://www.enworld.com/
※COOとは?CEO・社長との違いからキャリアパスまで解説
・ferretマーケターのよりどころ
https://ferret-plus.com/
※【CEO?COO?CFO?】「最高〇〇責任者(CxO)」増える理由と今さら聞けない役職15種の意味を解説
・グロービス経営大学院
https://mba.globis.ac.jp/
※グロービス経営大学院COO(最高執行責任者)とは・意味
文 = CAREER HACK
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