2014.07.15
若いエンジニアこそイベントに!|ゆーすけべー(オモロキCTO/YAPC実行委員長)

若いエンジニアこそイベントに!|ゆーすけべー(オモロキCTO/YAPC実行委員長)

ゆーすけべーの愛称で知られる、YAPC::Asia 2014実行委員長・オモロキCTOの和田裕介さんにインタビュー。エンジニアイベントの醍醐味やメリット、楽しみ方を伺いました。

エンジニアイベントに興味はあるけど…

会社以外の勉強会やコミュニティが大きな影響力を持つWEB・IT業界。業界で活躍する誰もが「絶対に足を運んだほうがいい」「メリットしかない」とはいうものの、イベント未経験者にとってみたら、なかなか足を運びづらいものではないだろうか?

「とっつきにくさが」「興味はあるけど、自分が行ってもいいものか…」「身内で固まってそう」

そんな悩みに答えるべく、今回話を伺ったのが、「ボケて(bokete)」を手掛けるオモロキCTO、ゆーすけべー(@yusukebe)こと、和田裕介氏だ。

今夏開催される、エンジニアのお祭り「YAPC::Asia Tokyo 2014」の実行委員長を務める彼に、エンジニアイベントの醍醐味やメリットをエロい話は一切ヌキで伺った。


[記事ハイライト]
・学生・若手エンジニアこそイベントに足を運ぼう!
・どんなエンジニアでも楽しめて、気付きが得られる!
・YAPC::Asia 2014開催概要

学生・若手エンジニアこそイベントに足を運ぼう!

― WEB・IT業界では勉強会がいたるところで開催されています。ともなって、いろんなコミュニティが出来ていて、みなさんイベント参加を薦めますよね。でも参加したことがない人からすると、結構敷居が高い気もします。


自分なりの目的を持ってイベントに参加するといいかもしれません。

例えば、「前からTwitterでフォローしているエンジニアが登壇するからそれだけでも」「あの人のブログはいつも見ているし、話も聞いてみたいな」そんなもので構わないと思います。

一度参加すれば、エンジニア同士気の合う仲間もきっとできる。上下、会社、担当業務関係なく、横のつながりを持つことはエンジニア人生そのものを豊かにします。

特に私がイベントに参加して欲しいと思っているのが、学生や若手のエンジニアですね。学生に関して言えば、大学で研究する技術と企業でWEBサービスを作る違いや差を知ってもらうきっかけにして欲しいんです。


― 大学と企業では扱う技術や考え方がそんなに異なるんですか?


私自身の経験もあるのですが、大学時代や未踏事業など、やっぱり研究レベルだと実際に運用というところまで頭が回らないんです。


ゆーすけべーさん


少し語弊があるかもしれませんが、研究だと論文にすることが目的になるといいますか。継続的に、不特定多数の人に使ってもらうということをあまり想定していないんです。

このちょっとした意識の違いって結構重要で。サービスを継続させて、成長・運用していくために、メインの技術だけでなく、いろんなこと知らなきゃいけない。

あとウェブの世界って多少枯れた技術の方が使い勝手がいいことって結構ある。その辺が、割と…、というかかなり違うんです。

どんなエンジニアでも楽しめて、気付きが得られる!

― 8月には、和田さんが委員長を務める YAPC::Asia 2014 (ヤプシー)も開催されます。


YAPCとは「Perl」にまつわるイベントなのですが、YAPC::Asiaは「エンジニアのお祭り」という位置づけなんです。他の言語やWebテクノロジーなど、様々な分野の技術が話題になります。

自分が扱っていない、他の言語の考え方や、トレンド、取り組みを知ることはめちゃくちゃ面白いし、ためになるんですよ。例えば、PythonやRubyの思想、モジュール、ライブラリをPerlでも活かせる。Perlに限らず、お互い良い所を「いい意味でパクリあって」より使いやすい技術、そしてより良いサービスにしてくことができるんですね。

イベント参加経験者も、自分の扱わない言語のイベントに行くことや、エンジニアとつながることをオススメしたいですね。


― どんな言語をメインに扱う人でも必ず何かしらの面白いところだったり、気付きが得られる場になると。


そこは、保証します(笑)。今年はPerlのTMTOWTDI[There is more than one way to do it]というスローガンに掛け、“There is more than one way to enjoy it”というテーマを設定しています。お祭りなので、とにかく技術の話を軸に楽しんで貰えたらと思います。

YAPC::はホントにフランクなイベントです。でも、自由さの中に一番大切にしたいことがあるんです。それが、技術のことに関して超真面目に話してもみんな引かないっていうところ(笑)。これ結構すごいと思うんですよ。一般的な企業の飲み会で、仕事の内容を超真面目に話しても、絶対引かれるじゃないですか。合コンで技術の話とかもってのほか。

でも真面目に話したいことってすごいある。誰かが書いたモジュールに対して文句を言いたいとか、あのライブラリはヤバいとか。そういう真面目なことを話しても全然おかしくない"場”なんです。

だから技術に興味がある人にとってはすごく居心地いいのかなと思っています。

Twitterとかブログで技術ネタをウォッチしてるような人だったら、ホントに満足できるんじゃないかな。例えば、「そういえば○○さんのブログすごい参考にしてる」ということを、ちらっと誰かに話すと、「○○さんならあそこにいるよ、紹介したげる~」みたいなことが絶対起こるんですよ。

あと、自分で応募してみんなの前でトークなんかもできるんです(※現在は既に募集締め切り…)そうすると、ネタになる。「あのトークのネタのどこどこちょっと教えてよ」「あのトークで話してたことなんですけど…」みたいなきかっけづくりも仕組みに入れてるんです。

今年は、海外からも何人かゲストを呼んでいます。参加者がより気軽にコミュニケーションを取れて、ネットワーキングできる“たまり場”のような場所も準備する予定です。あー、ココマデ話したらもうみなさんチケット買ってでも、参加したくなりましたよね(笑)学生さんは無料なので気軽に参加してください!


ゆーすけべーさん

YAPC::Asia 2014開催概要

YAPC::Asiaが8月末に開催!海外ゲストも数多く訪れるとのことで、今年も盛り上がること間違い無し!?

採択されるトークなどは随時公式HPをチェック!

▽YAPC::Asia 2014開催
開催日程: 8月28日(木) 前夜祭
       29日(金)1日目
       30日(土)2日目
開催場所: 慶應義塾大学 日吉キャンパス内 協生館 2F
       (神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1)
チケット: 販売サイトはコチラ
http://yapcasia2014.peatix.com/

ハッシュタグ:#yapcasia

公式HP: YAPC::Asia 2014
http://yapcasia.org/2014/

YAPC::2013

YAPC::2013

YAPC::2013

YAPC::2013

出典:YAPC::Asia 2013
http://30d.jp/yapcasia/6


[取材・文] 松尾彰大

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