2012.11.26
《ZOZOTOWN》のオシャレエンジニアに学ぶ、押さえておきたい冬のオシャレの秘訣。

《ZOZOTOWN》のオシャレエンジニアに学ぶ、押さえておきたい冬のオシャレの秘訣。

オシャレのレベルが顕著に表れる「冬」がやってくる。今回も秋に引き続き、日本最大級のファッションECサイト《ZOZOTOWN》を運営するスタートトゥデイを訪問。エンジニア=ダサイというイメージを覆すようなオシャレエンジニアを直撃し、この冬のファッションのポイントを中心に話をいただいた。

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オシャレかつ、快適な服を着て、出かけよう。


夏は何も考えなくても、Tシャツにパンツを合わせれば良かった。秋はその上にシャツやカーディガンなどを羽織ったり、長袖のシャツを取り入れればオシャレができる。ただ、冬のコーディネートは一筋縄にはいかない。アウターはもちろん、防寒のためにストールやマフラー、ブーツなどを取り入れる。自ずと身につけるアイテム数が増えるから、その分、コーディネートも難しくなる…そう考えている方も多いのではないだろうか?

そこで今回は、夏に引き続きファッションECサイト《ZOZOTOWN》を運営するスタートトゥデイを直撃。CRM施策を担当するCFM部WEBデザイナーの矢野達也さん、自社SNSなどの企画に携わるWEBクリエイション部の和田彩花さん、社内ネットワークを担当しているシステム部の吉田昇平さん、計3名のオシャレエンジニアに、冬のアウター・小物の選び方から、具体的なコーディネートのコツまでを伺った。[男性編][女性編]、それぞれのポイントをいただいたので、ぜひ参考にしてほしい。また最後に、3名それぞれの「この冬イチオシのコーディネート」を紹介しているので、ぜひチェックしていただければと思う。

[男性編] 絶対にはずさないインナー・アウター選びのポイント。

『 冬のオシャレは、“インナー”で決まる 』


システム部 吉田 昇平さん

― 冬場のファッションって身につけるアイテムが多く、ちょっと難しい印象があります。「ココに一番気を配れ」ってポイントはどこでしょう?


吉田:
「うーん、インナーじゃないですかね。インナーのサイズ感がおかしいと、どんなにカッコいいアウターを合わせても、オシャレに見えないと思うので」


― インナーの着こなしのポイントは?


吉田:
「ジャストサイズか、ちょっと大きめのモノを選ぶことですね。大きすぎても、小さすぎてもダメ。仕事もしにくいですし(笑)。僕の場合は仕事でサーバを運んだり、カラダを動かすこともあるので、動きやすさを一番重視しています。よく着ているのはネルシャツです」


― ネルシャツって着こなしが難しいイメージです…。


「ネルシャツって、2色で大きめのチェックのものと、細かいチェックのものとで着こなしを変えるといいと思います。前者の場合はシンプルにゆったりめのデニムなどを合わせて、後者の場合はシャツのチェック柄が同系色で構成されていることが多いので、ちょっと細身のパンツを選んで、さらにシャツと同じ色が入ったスニーカーをあわせると、いい感じのコーディネートになると思います」

CFM部 矢野 達也さん

矢野:
「僕はパーカーをよく着ます。パーカーってラクなんですよね。それに、生地がしっかりしているとモノを選べば、アウターとして使っても防寒着にもなるし、カッコよく着られます。

フードがヘニャっとせずにしっかりと“立つ”パーカーは、生地がいい証拠。そっちのほうが着たときのシルエットも良いです」



『 上級者は意識している、“色”で見せるオシャレ 』


― アウターはいかがでしょう。着こなしで、何かコツみたいなモノはありますか?


吉田:
「アウターを着ているときはもちろん、脱いだときのことも考えて、パンツや靴を選ぶのが大事ですね。脱いだ時と着ている時の2パターンのコーディネートを考えています。

ポイントは色の組み合わせだと思うんですが、黒やデニムのブルーといった落ち着いた色と、赤とか黄色のようなハッキリした色を組み合わせると、意外としっくりきます。たとえばパンツがデニムだったらインナーには赤のネルシャツを選んで、アウターにはインナーの赤とは逆の青のジャケットを合わせたり。その上で、靴のどこかにインナー、アウターどちらかの色がワンポイントで使われていると、バランスは良くなると思います」


― いま「これを買っておけば間違いない」と言えるようなアウターはありますか?


矢野:
「ダウンベストですかね。パーカーに合わせたり、かなり使えます。

ブランドで言うと、《 Rocky Mountain FeatherBed 》とか。スタイルを問わずいろんな系統の服に合わせられますね。ポイントは、グース(中身)が詰まっているモノを選ぶこと。薄いやつだといまいち見栄えがしないので」


[この冬、意識したいオシャレのポイント]

★ 『インナーはサイズ感重視。ジャストか、ちょい大きめで!』
★ 『ネルシャツは柄によって合わせるパンツを変える!』
★ 『パーカーは、フードが“立つ”ものを選ぶべし!』
★ 『ダウンベストはマストバイ!ダウンらしい、グースの詰まったモノをチョイス!』

[女性編] ニットの着こなしと冷え対策、素材重視の洋服選び。


『 ニットの着こなしは、上下のサイジングがカギ 』


WEBクリエイション部 和田 彩花さん

― 今度は紅一点の和田さんにお話をお伺いします。冬って女性の場合、"冷え"との戦いもあると思います。

和田:
「私もすごい冷え性なんです。でも、厚着しすぎると電車やオフィスの中では暑くて困ります。なので、インナーは薄手のもので、その代わりアウターはしっかりしたモノをチョイスしています。

あと、冬は寒さだけじゃなく乾燥っていう敵も潜んでいます。直接肌に触れる素材にこだわるのはすごく大事ですね。ニットであればカシミアのものとか、なるべく良い素材を選びたいですね」


― ニットも意外とサイジングとか難しいですよね…。何か着こなしのコツとかありますか?


和田:
「たとえば上がざっくりしたニットだったらタイト目のパンツを選ぶなど、上がゆったりしていれば下はタイトに。逆に上がタイトであれば下はゆったりとしたモノを持ってくるのは、すごくシンプルで取り入れやすいと思います。

私の場合、多少高かったとしても、ニットは気に入ったものがあれば即決で買います。本当に自分にあうものって、そう頻繁に出会えるわけではないですから。

あと、冷え対策のポイントは、とにかく肌に直接触れるインナーだと思います。特に腰から下を重点的に温めることが大事だと思います」


矢野:
「これは男性も同じかも。僕もデニムの下にタイツを履いたりしてますね。一枚履くだけで、かなりあったかいのでオススメです。よく“オシャレは我慢”と言いますが、我慢にも限界はありますから(笑)」



『 冬のファッションは、“小物”の使い方で差をつける 』


― アウターを含めたコーディネートのポイントなどあったら教えてください。

和田:
「最近はヴィヴィッドな色のコートとかもありますが、個人的にはあんまりアウターで攻めすぎないのも大切かなって思います。ベーシックなモノを選んで、バックや靴など、そういう小物の部分に色を差し込むとバランスがとりやすいと思います。

― 小物を差し色で使うとすると、たとえばどんなアイテムがいいんでしょうか?


和田:
「私の場合はストールですね。サイジングを気にしなくていいので、ネットでも購入しやすいと思います。色や柄も豊富にありますから、ブランドにこだわらず選べますし。個人的には正方形のモノより、ショールとしても使える長方形のモノがおすすめです。

ネイビーやブラックのコートをアウターで使われている方も多いと思います。インナーに白いシャツを着るなら明るい色味のストールを持ってくると、目を惹いて綺麗に映えると思いますよ。それにストールを首もとにつけていると冷え対策にもなりますね」


[この冬、意識したいオシャレのポイント]

★ 『基本は素材重視。気に入ったニットが見つかったら迷わず買う!』
★ 『寒さ対策は、アウターをベースに、インナーで調節!』
★ 『アウターはベーシックなものを。その分、小物で差をつける!』
★ 『暗くなりがちな冬のファッション、小物の差し色を意識して!』


編集 = CAREER HACK


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