2017.09.28
マッキンゼー、Google、楽天…13職を経て。尾原和啓が若者達を「希望の世代」と語るワケ #モチ革

マッキンゼー、Google、楽天…13職を経て。尾原和啓が若者達を「希望の世代」と語るワケ #モチ革

マッキンゼー、Google、楽天…13職を経て、気鋭のIT批評家として知られる尾原和啓さん。新著『モチベーション革命』はKindle版DL初日でAmazonランキング1位*に。なぜ彼は今「若者」に目を向けるのか。書籍では語られなかった、これからの時代を生きる20代へのアドバイスとは?

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*2017年9月28日時点/Amazon ビジネス書ランキング Kindle版 1位

マッキンゼー、Google、リクルート、楽天を経て。今、尾原和啓が「若者」を語る理由


「今の若い方って、明らかに価値が低く見られているんですよね」


開口一番、尾原和啓さんはこう語ってくれた。

自身3作目となる著書『モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書』を2017年9月28日を上梓したばかり。同書の「はじめに」では若い世代に向け、こう記されている。


あなたは、出世や金銭的な成功というニンジンを目の前にぶら下げられても走らない。だからといって本当にあなたには欲望やモチベーションがないのでしょうか?

本書の結論はあなたこそが、この変化の時代特にAI(人工知能)によって仕事がなくなっていく時代のなかで希望の世代であるということです。

※『モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書』より引用


なぜ尾原さんは、今、このタイミングで「若者のモチベーションマネジメント」に目を向けたのか。そこには「世代間におけるモチベーションの差異」に対する問題意識、そして大きな希望があった。


▼尾原和啓さんの新著
『モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書』

尾原和啓さんの新著『モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書』

[プロフィール]
尾原和啓/1970年生まれ。京都大学大学院 工学研究科応用人口知能論講座 修了。阪神・淡路大震災時における避難所ボランティアをきっかけに「仕組み」や「プラットフォーム」に強い興味を抱く。マッキンゼー、Google、楽天、リクルートを渡り歩き、ITプラットフォームビジネスに携わってきた。現在は、インドネシア・バリ島在住。世界中を飛びまわり、ITビジネスにおけるアドバイザー・監査役・IT批評家として活躍。著書に『ITビジネスの原理』(NHK出版)、『ザ・プラットフォーム―IT企業はなぜ世界を変えるのか?』(NHK出版)がある。2017年9月に自身3作目となる『モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書』を上梓した。

30代以下の若い世代は、価値が低く見られている。

個人単位で見れば、熱量のある若手もいれば、そうでない人もいる。モチベーションは「世代」では語りきれないのではないか。なぜあえて「世代」で区切って語るのか。


あえて世代で括って語っているのは、あまりにも今の若い世代の価値が低く見られているからです。もっと悲しいのが、一部の若い人たちはモチベーションの迷子になってしまっている。ひとまわり上の世代の人たちから認められていない。あまりにもったいないですよね。ここを解き明かし、言語化したいと考えました。

やっぱりモチベーションのよりどころは「世代」によって大きな違いがあって。著書でいえば、モチベーションの迷子になりやすい若い世代を「乾けない世代」と表現しています。

「乾けない世代」

生まれた頃から何もかもが揃っている30代以下。人間における5つの欲望「達成」「快楽」「意味合い」「良好な人間関係」「没頭」において、とくに「意味合い」「良好な人間関係」「没頭」を重視する。「達成」や「快楽」のために一心不乱に頑張ることはないが、自分が好きな人たちと、好きなことにはとことんハマれる。お金や物的な報酬と関係なく“好き”を追求。たとえば、出世のための残業はしないが、自身が好きなアイドルのライブスタッフボランティアであれば朝まで働ける。


尾原さん


「乾けない世代」はバブルの崩壊・就職氷河期を経て、大学入学・就職を経験してきた世代でもあります。僕の観測なので本には書かなかったのですが、ひとつの基点になっているのが「36歳以下」だと感じています。

僕らのようなベンチャー業界にいると「36歳」って当たり前のように社長をやっている人も多いですよね。ただ、『課長 島耕作』ってじつは一巻では34歳なんです。そこで最初の課長がではじめる。大企業における「36歳」は課長の中心帯でちょうど上と下のハブなんですね。

そういった大企業では「達成」や「快楽」をモチベーションに働いてきた上の世代、いわゆるおじさんたちがまだまだゲームメーカーとして決裁をおろしていて。

そんな上司から「なんでお前ら、やらないの?」って言われている。ただ「乾けない世代」なので「やるわけねえじゃん。全然面白くないし。言ってることわかんないし」となる。

たとえば、20代前半とか、もっと下の世代はまだいいんです。もう完全に断絶できちゃってるので。「このおじさんは何を言っているんだろう?」で済ませばいい。だけど、その中間にいる「乾けない世代」はつらいですよね。接着しなきゃいけないから。ちょうど板挟みになっていて、あまりにも上の世代とは「OS」が違う。

自分に価値がないんじゃないか?と思ってしまう人さえいる。一番はじめに救わなきゃいけないのは、そんなモチベーションの迷子になっている若い世代なんじゃないか、と思いました。

結論から言ってしまえば、若い世代の人たちはちゃんと今の時代にあった「未来の作り方」の価値観を持っている。全然大丈夫なんです。

生まれた時から何でもあった世代、つまり「ないものがない」世代がむしろメインプレイヤーになっていく。こういった時代において、新しい意味を作り、遊びを作れる人が多い。どんどん価値を生んでいけると考えています。

会社は「生きがい」を与えてくれない。じゃあどうする?

尾原さん


これまで「会社」は生きがいを与えてくれる場所だったが、変わりつつあるというのが尾原さんの見方だ。それでは「乾けない世代」はどのようにして生きがいを見つけていく?


「上の世代の人たち」でいえば、会社が生きがいを与えてくれていた世代でもあるんですよね。そして、その仕組みが上手くいったから東洋の奇跡といわれるくらいに日本は急発展できた。ただ、残念ながら、これから経済は成長鈍化していくし、働き方改革だかなんだかで会社からは早く帰れって言われるし。もう会社は「生きがい」を与えてくれません。

おかしな話ですが、自分からお金を払ってでも「成長」を感じられるような場所にいく若い人が増えていくんですよね。たとえば、ビジネスセミナーやサロンなどが一例かもしれません。そこに参加することで学びを得た感覚があったり、みんなで無理難題とも思えるお題をクリアしていくことにやりがいを見出したり。俺たちでこんなことをやろう、盛り上がろう、と。

これは主催する側も、参加する側もお互いを必要としているので、ある種の共依存といってもいいかもしれません。決して悪いことではない。ただ、「そこからイノベーションが生まれる」など大きく謳うことには少し違和感はあります。

そう考えると、自分が何にモチベーションを注ぐべきか。考える必要はあって。ひとつ参考になるのが、MITメディアラボが定義している「4P理論」。人が熱狂し、且つ成長する要素。創造性を発揮できる要素が「4P」で示されています。

・目的共有/Project(プロジェクト)
・親密な関係性/Peer(ピア)
・情熱/Passion(パッション)
・遊び感覚/Play(プレイ)

俺たちはゴールに向かって進むんだという目的(プロジェクト)があり、一緒に進む仲間たち(ピア)がいる。その仲間を集めるために、やろうという情熱(パッション)と、遊び(プレイ)の要素があるというわけです。

情熱から生まれた「共感」こそが大きな価値になる。

尾原さん


没頭できること、ハマれること…もっといえば「人生で取り組んでいきたいテーマがない」という若い世代も多い。焦りを抱えるケースも。その対処法について伺うことができた。


ハマれることの探し方は追ってお伝えするとして、まず焦る必要はまったくないと思います。どんなことを仕事にしていくか。没頭できることをいつ見つけるのか。今までは「早くやらなきゃいけない」みたいな空気があったと思うんです。ただ、それもシフトしていくはず。

今までってチャンスは限られたもので「席」の奪い合いでしたよね。他の人に席を埋められないためにも「早く決めなきゃいけない」と。もうひとつ「記憶」や「経験」も重要なものとされていたので、早くやったもん勝ちだった。ただ、もう「記憶」にしても、Googleをポンポンって検索すれば出てくるわけですよね。経験だっていずれショートカットできるようになるはず。

なので、これからは先ほどの4Pでいう「プロジェクト」と「情熱」があればいい。「俺はこれをやりたいんだ」といえるものを探していく。そのあとに仲間が付いてきます。

イギリスのモンテッソーリ教育を実施している小学校で、おもしろい話を聞きました。最近では、小学校において「プロジェクトラーニング」を教えているそうです。何かを学ぶのではなく、目的を決め、プロジェクトを設計してみるというプログラム。

一番はじめに言われるのが「プロジェクトにおいて最も大切なことは、あなたよりも優秀な人間をどうやって巻き込むか」なのだと。

世界中の人がネットでどんどんつながっていくと「得意な領域」が決まっていきますよね。「おもしろいプロジェクトがあって、あなたにピッタリだからやってみない?」と声がかかるようになっていく。人々はバーチャルで集い、プロジェクトが終われば解散。また新しいプロジェクトへ…という流れが当たり前になっていく。仕事という概念も、多くが「会社型」から「プロジェクト型」に変わっていくと思います。

つまり「良い目的」を設定できるかどうか。情熱に溢れ、共感されるかどうか。それこそが価値になっていく。AIによって置き換えられないことって「人が人を巻き込むって熱量」なんですよね。たとえば、自分をちょっとファニーに見せてでも、共感されて、仲間が集まりやすくすることも戦略ですよね。

社会が向かう先としても「金融資本主義」から「信用資本主義」に変わっていっているということ。岡田斗司夫さんがわかりやすく「信用の世界で上場する」と説明をされていました。つまり「あいつと一緒に仕事すると楽しい」とか「あいつと仕事をすると新しいことができる」と思われた人は“上場”する。放っておいても仕事が寄ってきて、また新しいことができ、新しい仲間ができる。好循環が起こりつづけていく。もちろん全てがトランスオーバーするわけではありませんが、そういったカタチで生きやすくなる人が増えていくのだと思います。

小さな世界で、小さい問題解決を。

もうひとつ、補足として、新しい世代に対する追い風について「テクノロジーの進化によってもたらさせれる問題解決の民主化」という興味深い話が飛びだした。


昔だったらインターネットのサービスって立ち上げるのがすごく大変でコストもかかるものでした。ただ、今だったらサーバー1つとってもAWSでカンタンにできるし、コストもすごく下がりましたよね。

同じように「API化」はこれからどんどん進んでいくはず。つまり、ものすごく小さいマーケット、使ってくれる人が少ないサービスも立ち上げやすくなる。

さらにいえば、Microsoft Flowだったり、IFTTTだったり、すべてのソフトウェアがSaaS型で「ネットワークサービス」になっていく。まるでレゴブロックのようにちょっと組み合わせるだけでウェブサービスが簡単に立ち上げられる。

たとえば、パートタイムで働くママさんのためだけの専用カレンダー、専用お小遣い管理ツールを作ろうと思った時、パーツだけ集めれば誰も作れちゃったりも。

なおかつ掛け算してくるのが「IoT」です。現在、スマートスピーカーは今は単なる音声リモコンですが、世の中のあらゆるデータが取れるようになれば、IoTもレゴのパズルになって、解決できることの幅がグンと広がっているはず。そう遠い未来ではないと思います。

もし予算がなければ、CAMPFIREで「応援をお願いします」とやればいい。パイの小さなところに対する、小さい問題解決がガンガンできるようになる。これが「問題解決の民主化」です。つまり「俺はこれがやりたい」と思えば、手段はいくらでもある。そういった時代へと突入しているということです。

シリコンバレーの呪いを解こう

尾原さん


そして尾原さんは「好きな人たちが困っているとき、その人に手を差し伸べられるということには、ものすごく可能性がある」と語る。その真意とは?


小さな好きとか、小さな思いを充足させていく。じつはこれってビジネスとしてもすごく武器になることだと思うんです。固有性のある「悩み」を察して、先回りし続ける。たとえば、今、固有の小さな悩みが解決できる、小さなAIを作ったとします。するとどうでしょう。ずっと勝ち続けられる可能性が高い。小さいマーケットであればあるほど、競争優位性が担保されやすいということ。こういった時代の変曲点にある今、全てひっくるめて問題解決、課題解決の民主化がはじまろうとしています。

小さな課題解決が増えていく「小さな世界」には、「大きい世界」つまり大企業が参入してこない可能性のほうが高いです。たとえば、商店街の八百屋さんとか、花屋さん、喫茶店に、ITベンチャーが回帰していくということも意味していて。街の課題解決なので、商圏を広げなくていいし、おいしいコーヒーと、くつろげるソファ、心地よいジャズが流れていればいい。

ベンチャーだからといって、シリコンバレーをマネしたビジネスで「社会をアップデートしなければならない」と変に大きなビジョンを掲げる必要もありません。「小さな世界」のなかでずっとその人を幸せにしていく。むしろそっちのほうに世界的にもシフトしているといっていいと思います。

最近、『All Turtles』というAIスタジオを立ち上げた、Evernoteの元CEO、フィル・リービンも同じようなことを言っていて。彼が言っていたのは「シリコンバレーの呪いを解こう」ということ。「いつのまにベンチャーとは時価総額が1000億円以上なければいけなくなったのか。そんなことはないんだ」と。アメリカでも同じようなことが起こり始めているということかもしれません。

「ジブン経営計画」の作り方

尾原さん


そして話は核心に。まだまだ熱中すること、没頭できることが見つけられていない20代へのアドバイスはあるだろうか。生きづらさを感じることなく、生きていくために大切なこととはー。


これは著書にも載せた図なのですが、まずは下記の図を見てみましょう。

ikigaiの説明図

(画像:Forbes Japan『「生きがい」で食べていく人生マップ 今、あなたがいる地点は?』より)


この図は「生きがい」とは、下記4つの交点によって生まれるというもの。

「That which you love(あなたが好きなもの)」
「That which the world needs(世の中が必要としているもの)」
「That which you can be paid for(対価を得るに値するもの)」
「That which you are good at(あなたが得意なもの)」


もしジレンマを感じている方がいたら、あえて砕いた言い方をすると、「やりたいこと」「世の中が必要としていること」「お金がもらえること」「得意なこと」の4つが噛み合っていないということ。

じつはここには伸ばしていく順番があるんです。まずは「得意なこと」「お金がもらえること」の円を大きくしていく。ここは一足飛びにできません。

日本人が忘れがちなのは、ちゃんと稼ぎつづけていくということ。それがないと持続可能性は担保されません。はじめは正直、自分が好きじゃない事だったり、大きな世界から求められていないことだったり、やらないといけないこともあります。

ただ、できることを増やしていくと、仕事にも選択権が生まれてくる。上司から指示された仕事に対しても「じつは私はこんな事ができる。こういった友達がいて、こんな解決方法もある。解決していいですか?」と言えたら「あなたが好きなもの」と「世の中が必要としているもの」の円も大きくなっていくはずです。

なかには「世の中が必要としているもの」にばかり目がいっている方もいるかもしれません。たとえば、世界の貧困問題であったり、被災地ボランティアであったり、社会課題は山のようにあります。ただ、冷静に考えないといけないのは、本当に世の中に必要されていることに応えていけるか。そして「やりたい」という思いだけではなく、持続できるのかということ。そう考えると、“生きがい”で食べていくために、やはりこの4つの円を計画的に大きくしていくのが有効だと思います。

すべては「ギブ」から始まる。

尾原さん


取材の最後に伺えたのは、「あなたが好きなもの」「あなたが得意なもの」をどう見つけていくかということ。そこには驚くほどにシンプルで、本質的な答えがあった。


好きなことがすでにある人はいいのですが、なかには「何が好きかわからない」という人もいます。そういった時、思いだしてほしいのが「人生のなかで誰かから笑顔を貰ったり、ありがとうをもらって嬉しかった瞬間」です。

これは誰にでもあって、すごく価値が眠っているものでもある。今まで自分が当たり前って思っていたことも、人によってはすごく助かることも多いんです。

私は「淵に立つ」という言う方をするのですが、日本には「海彦山彦」の昔話ってありますよね。海に住む「海彦」がすごくカンタンに獲れる魚を、山の民に持って行ったらすごく感謝された。同様に山彦は、山の作物も海の民に持っていったらとても喜ばれた、と。

もし「自分なんて」と思うことがあるのであれば、少し外に出て見たら、まわりの人から「ありがとう」と思われることは意外なほどに多い。これは本当に小さいことでもいいんです。

私がインターネットをはじめた頃は、どこにも情報がなかったので、専門家に聞くしかありませんでした。ただ質問させてもらうからには自分なりにいろいろトライし、どうしてもわからないところだけを聞く。すると感謝されることも多くありました。それは「いい質問をしてくれてありがとう。気づきがあった」と。さらに自分なりのコードを書いて、「こんなやり方も試してみました。もし参考になれば嬉しいです」とギブバックする。むしろ僕たちはそうすることでしか成り立たなかった。インターネットってすべて「ギブ」から始まっているんですよね。良い質問はもうすでに「ギブ」なんです。「そこに悩むのか」「そこが詰まるんだ」と問題解決者にヒントを与えることになるので。

「ギブ」の話で思い出したのですが、最後に私の盟友の話をさせてください。TEDxに日本で広く関わる鈴木祐介という人間がいて。彼は7年前『TEDx』をはじめた時、じつはドアマンからスタートしているんです。ドアマンはスタッフの中でいえば、やりたがらないタイプの仕事で。なぜならメインステージから遠く、誰の話を聞くこともできないから。

でも、彼はその仕事をものすごく丁寧にやり続けました。いつ行っても彼はきっちり仕事している。スピーカーの方々からいつも僕は話をきくのですがが、「どのスタッフが1番印象に残りました?」という質問すると、「鈴木祐介」の名前がたくさんあがりました。

「すごく丁寧に案内してくれてうれしかった」とか「一人ひとりの顔と名前をすべて覚えていてくれた」とか。すると「あいつすげえな」となり、「もっといろいろ任せよう」となっていった。

何をやるかではなく、どうやるか。もちろん自分がやりたいことのための下積みとも言えますが、きちんとやり抜く。そして信頼が信頼を生んで、一緒にやろうよと声がかかる。「あいつなら絶対にちゃんとやってくれるはずだ」と。

「総監視社会」というとすごくマイナスなイメージがありますが、逆に言うとあえて自慢をしなくても、誰かが認めてくれる社会になってきたということ。「ありがとう」と思われやすくなっているんですよね。じつは「地道にコツコツやる」が認められやすい社会になっているし、信じていいんだぜってことを若いみなさんに伝えたいですね。


(おわり)


文 = 白石勝也


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